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東山公園の北側にあり、名東区にまで広がっているのが平和公園です。かつて1988年に開催される予定だった、名古屋オリンピックのスタジアム建設候補地であった場所です。オリンピックは結局、韓国・ソウルで開かれることとなり、幻となったためその予定地の森林は消滅することはありませんでしたが、市民の公園として整備が進み、現在は市民に親しまれています。
平和公園は、猫洞通1丁目の交差点がある通りの北側と南側に大きく分けられます。この南側にオリンピックスタジアムが建設される予定でした。市民の森として数多くの野鳥などを見ることができます。しかし近年は不法投棄などの影響もあり、樹林の藪化も進んでいるためにその数が減少しているそうで、市民グループなどによる保全活動も進められています。
そしてその道路の北側には墓地が広がります。この平和公園は、もともと墓地公園として整備されたものです。戦後の復興事業の一環として、当時の名古屋市にあったお寺のお墓をここに集約して移転させたのです。そのため、戦後拡張以前の名古屋市内のお寺にはお墓が見当たりません。
平和公園の交差点を越えて、次の交差点が見えてくるとたくさんの墓石が見えてきます。そこには案内図があるのですが、「平和公園墓地配置図」とありお寺の名前が書いてあります。集約されていると言ってもお寺ごとに敷地が決まっており、またお寺も宗派ごとにまとめられています。案内図は宗派で色分けされ、お寺の名前が書かれています。差しずめお墓の団地といったところでしょうか。